『柳家三三 わきのしま寄席』 落語会27回目
歩いていける落語会「たじみ演芸サロン」
『柳家三三 わきのしま寄席』
平成24年11月23日(金・祝) 14:00~
脇之島公民館(岐阜県多治見市)
「道灌」
「浮世床」
仲入り
「五貫裁き」
朝方まで降ってた雨。あがったような、またポツポツきそうなビミョーな感じ。
今年3月、多治見市での『白酒・三三 二人会』の会場で販売してたチケット。
あれから8ヶ月。長かった、、、。
初めての場所だったので、早めにということで1時間前に到着。
キレイに整備された住宅街の奥にありました。もう待ってる方が。
曇り空。150席ほどの会場はほぼ満席。
館長さんのあいさつからスタート。
脇之島公民館での三三師匠の会は3回目。
天気予報では雨だったので、心配してテルテル坊主を作ったとのこと。
ポケットから出して披露。かわいらしいテルテル坊主でした。
三三師匠も3月の会の時、ドシャ降りだった話などから、「道灌」へ。
雨具を貸りにきた時の断り方。こう雨でつなげるんだ、ナルホド。
柳家一門では最初に教わる噺で、前座の頃うけなくてトラウマになる噺だそう。
「浮世床」、始まった時、9月の『三三らくごin桑名 Vol.1』で聴いたなぁと。
でも内容違ってました。
将棋を指す二人に仕掛けるイタズラ。
駒が消えたり、2本のキセルに細工をして、雁首と雁首、吸い口と吸い口とに。
いつまでたっても二人とも煙草が吸えず、あたふたする様子。面白かったぁ。
仲入り後は、「五貫裁き」。
三三師匠の武家はカッコイイですが、この噺は大家さんかな。
大岡越前よりも策士の大家。困りはてた番頭と徳力屋。
その後善行に目覚めた徳力屋が、「何ぃ、3月の『喬太郎・三三 二人会』だぁ」、
「千枚でも二千枚でも持って来い」には会場中から拍手。
2時間で終了。
緞帳が降りてから、三三師匠がマイクで静かに「お気をつけてお帰りください」と。
公民館で「歩いていける落語会」って、いいコンセプトですよね。
地元民じゃないですが、続けてほしいです。