笑いからかす!

名古屋近辺で落語会行ってます。 ついでの美術館巡りなど。

『ショートストーリーなごや ショートフィルム上映会』 番外編その16

『ショートストーリーなごや ショートフィルム上映会』
名古屋市民ギャラリー矢田 第6展示室
平成25年1月29日(火)~2月3日(日)
 
観賞 平成25年1月30日(水) Bグループ(145分)
 
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名古屋を舞台とするショートストーリーのコンテストを行い、受賞作品を映像化する事業「ショートストーリーなごや」。
 
2月6日(水)、第6回の受賞作品の表彰と、第5回ショートフィルム完成披露会に先立つ無料上映会。
過去の第1回~第4回受賞作品で、映像化されたショートフィルムの上映。
 
Bグループを見てきました。
昨年10月の『大須映画祭2012』で、「記憶のひとしずく」と「ハトビト」は観賞済み。
 
①「揺れに揺られて、揺られてゆらり
割と原作に忠実。
いろいろと笑わせる工夫があります。
なぜかグラビアアイドルの吉木りさが1シーン出てます。
セリフは一言ですが。
 
 
②「桜の街のドーナツショップ
原作より淡々と進行。
妻の突然の死に向き合う男。そして家族。
ちなみにドーナツショップは出て来ませんが、仕方ないかな。
 
 
③「記憶のひとしずく
原作の雰囲気が良く出てる。
作者と監督の意図が上手く結び付いた感じ。
ほろっとしました。
 
 
④「ハトビト」
原作が素晴らしい。面白い。
映像もいい感じで、テンポ良い編集。
大須映画祭2012』で岡田真樹監督の話しを聴いた。
原作を膨らませる事に苦労したとか。
普段活動しているのが大阪で、名古屋の人は優しいと想う等。
一番インパクトある作品だと想います。一押し。
 
 
⑤「鈴の音」
原作が読み進めて「あっ」と言う話しなので、そのまま映像化はできないだろうなぁ。
オチのあるものなので。
気持ちの整理を付けるという、エッセンスを抜き出した作品。
 
 
⑥「新堀川の上で」
ファンタジー
子供がみんな素敵。いい表情してる。
じいちゃんが一番いいとこ持ってちゃうけど。
家族で楽しめる作品。
 
 
映像だけで楽しめますが、原作は読んでおいた方が良いと思います。
「ショートストーリーなごや」のホームページで読むことが出来ます。
映像化にあたり、脚本でストーリーが練り直されてます。
その違いがまた面白い。
 
 
会場は20席ほど。
お客さんは5人かな。(途中入退場できるので)
 
暖房効いてないので、足が冷えます。
他の展示室が使用されてますので、音は小さめ。
(途中セリフが聞き取れなくてガマンできず、音量上げてもらいましたが)
 
Aグループも見たいんですが、今回は日程が合わず。
 
知ってる場所、見覚えのある風景が出てくるってそれだけでうれしいですね。
作品のレベル、ストーリーもフィルムのどちらも高いんですが、知名度が、、、。
それが残念。
 
第5回受賞作のショートフィルムが完成したので、近いうちに見る機会があるかな。
楽しみにしてます。
 
 
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会場で配布されてた作品集。「Vol.4」
 
 
        ①「揺れに揺られて、揺られてゆらり」 予告編
 
 
        ②「桜の街のドーナツショップ」 予告編
 
 
 
        ③「記憶のひとしずく  予告編
 
 
        ④「ハトビト」  予告編
 
 
        ⑤「鈴の音」  予告編
  
 
        ⑥「新堀川の上で」 予告編
 
 
ショートストーリーなごや http://www.s-story.org/index.html