『ショートストーリーなごや ショートフィルム上映会』 番外編その16
『ショートストーリーなごや ショートフィルム上映会』
名古屋を舞台とするショートストーリーのコンテストを行い、受賞作品を映像化する事業「ショートストーリーなごや」。
2月6日(水)、第6回の受賞作品の表彰と、第5回ショートフィルム完成披露会に先立つ無料上映会。
過去の第1回~第4回受賞作品で、映像化されたショートフィルムの上映。
Bグループを見てきました。
①「揺れに揺られて、揺られてゆらり」
割と原作に忠実。
いろいろと笑わせる工夫があります。
なぜかグラビアアイドルの吉木りさが1シーン出てます。
セリフは一言ですが。
②「桜の街のドーナツショップ」
原作より淡々と進行。
妻の突然の死に向き合う男。そして家族。
ちなみにドーナツショップは出て来ませんが、仕方ないかな。
③「記憶のひとしずく」
原作の雰囲気が良く出てる。
作者と監督の意図が上手く結び付いた感じ。
ほろっとしました。
④「ハトビト」
原作が素晴らしい。面白い。
映像もいい感じで、テンポ良い編集。
『大須映画祭2012』で岡田真樹監督の話しを聴いた。
原作を膨らませる事に苦労したとか。
普段活動しているのが大阪で、名古屋の人は優しいと想う等。
一番インパクトある作品だと想います。一押し。
⑤「鈴の音」
原作が読み進めて「あっ」と言う話しなので、そのまま映像化はできないだろうなぁ。
オチのあるものなので。
気持ちの整理を付けるという、エッセンスを抜き出した作品。
⑥「新堀川の上で」
ファンタジー。
子供がみんな素敵。いい表情してる。
じいちゃんが一番いいとこ持ってちゃうけど。
家族で楽しめる作品。
映像だけで楽しめますが、原作は読んでおいた方が良いと思います。
「ショートストーリーなごや」のホームページで読むことが出来ます。
映像化にあたり、脚本でストーリーが練り直されてます。
その違いがまた面白い。
会場は20席ほど。
お客さんは5人かな。(途中入退場できるので)
暖房効いてないので、足が冷えます。
他の展示室が使用されてますので、音は小さめ。
(途中セリフが聞き取れなくてガマンできず、音量上げてもらいましたが)
Aグループも見たいんですが、今回は日程が合わず。
知ってる場所、見覚えのある風景が出てくるってそれだけでうれしいですね。
作品のレベル、ストーリーもフィルムのどちらも高いんですが、知名度が、、、。
それが残念。
第5回受賞作のショートフィルムが完成したので、近いうちに見る機会があるかな。
楽しみにしてます。
会場で配布されてた作品集。「Vol.4」
①「揺れに揺られて、揺られてゆらり」 予告編
②「桜の街のドーナツショップ」 予告編
③「記憶のひとしずく」 予告編
④「ハトビト」 予告編
⑤「鈴の音」 予告編