『山内崇嗣 くるみの部屋』 番外編その70
APMoA Project, ARCH vol. 9 「山内崇嗣 くるみの部屋」
愛知県美術館 展示室6
平成26年4月17日(木)~6月8日(日)
鑑賞 平成5月14日(水)
APMoAプロジェクト・アーチとは、愛知県美術館の学芸員と作家との協同によって作られる展覧会です。
このプロジェクトが作家の表現活動をサポートし、作家、美術館、鑑賞者の架け橋となることができれば、という思いを込め、ARCH(アーチ)と名付けました。
このプロジェクトが作家の表現活動をサポートし、作家、美術館、鑑賞者の架け橋となることができれば、という思いを込め、ARCH(アーチ)と名付けました。
『シャガール展』を見た後、コレクション展へ。
収蔵品の展示を鑑賞し(こちらもイイ物いっぱい)、展示室6に。
ヒトや動物の顔に見える、オニグルミの冬芽。
それを肖像画のように描き出す作品の数々。
絵画だったり、素焼きの焼き物だったり。
お面があったり、7m以上もある繰り返されるモチーフは壁紙のよう。
いろんな物にヒトの顔を見てしまうって不思議。
「くるみの部屋」では、みんな可愛い顔。
素焼きの体に冬芽を刺した、小っちゃな「木造鬼胡桃坐像」も面白い。
よく見たくて、ガラスケースの中を覗き込む。
壁一面に描かれた「くるみの世界」も、フムフムと関係性を繋げながら。
「くるみ」から広がっていく世界。
展示室の外にも目立たないところに作品があったり。
1つ見つけると他も探してしまう。
くるみパン食べたい。
二〇一三年四月八日 二尺四寸 一尺六寸五分
木造鬼胡桃坐像